延喜式内社 日理わたり郡(亘理郡)

 安 福 河 伯あふかわ/あぶくま 神 社 

安福河伯神社
 宮城県亘理郡亘理町逢隈田沢字堰下220 鎮 座 地図


・安福河伯神社は仙台東部道路の亘理ICから車で10分、JR逢隈駅からは車で5分の阿武  隈川沿いの水神山に鎮座しています。                       

●  拝 殿  ●
安福河伯神社 拝殿

 由 緒 


・安福河伯神社は、阿武隈川(アブクマガワ)の川の神(河伯)を祭神として祭る「延喜式神名帳」

 にも載っている由緒ある神社である。この地は古来、阿武隈川下流の治水用水と朝廷の 

 北辺の守りとして重要な場所であったため、この地に神社が祭られたと思われる。社名は

 「貞観紀」(862年)に『阿福麻神社』、「封内風土記」(1769年)には『阿武隈明神社』と 

 「安永の風土記書上」(1779年)では『阿武隈神社』とある。また、以前の鳥居の扁額には

 『阿武隈大明神』と掲げてあったが、みな同一社であり、古来から近郷の人々に崇敬され

 旧藩時代には村主の亘理伊達家によって手厚く保護され、明治から昭和20年までは郷社

 であった。元は亘理町逢隈田沢字宮原の阿武隈川近く(常磐線鉄橋の西約200メートルの堤防の

 下)に鎮座していたが、後に現在地の水上山(三掴山)に遷宮された。現在の本殿は「流れ 

 造り」で安政5年(1858年)8月、氏子や崇敬者によって建立された。拝殿と幣殿はその後

 である。                        〜 境内案内版より 〜  

・社殿の左奥の境内社は子安神社(資料での境内社は山王社)。            

・例祭:4月3日、 ・夏越祭 7月最終日曜日                    


 御 祭 神 


○速 秋 津 日 賣 神 (ハヤアキツヒメノカミ)   ○猿 田 彦 神 (サルタヒコノカミ) 

○経 津 主 神 (フツヌシノカミ)         ○大 年 神 (オオトシノカミ ※)  


 御 配 神 


○天御中主神   ○高皇産霊神   ○神皇産霊神   ○弥都波能賣神 

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●  本 殿  ●
安福河伯神社 本殿



境内社 子安神社



古峯神社碑




神社参拝の記録



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