延喜式内社 磐城郡 二 俣 神 社
福島県いわき市小川町下小川字梅ノ作53 鎮座
御 由 緒 ・二俣川(夏井川)の川上八幡宮と称し、延喜式神名帳に記載される二俣神社である。 ・正応2年(1289年)に小川入道義綱公が社殿を再建し、田反町四町八反歩を寄進し 社領とする。後、領主内藤公時代に藩政改革により、田反別五反餘歩、畑反別三反 二畝二十四歩を除地(免税地)とし、その他は税地となる。 ・天和(1682年)2年9月12日当社、年々水害にあうため、領主内藤左京太夫義泰公 が二俣岡(現在地)に遷宮、社地町四反四畝余歩を田地の代地として寄進し、除地と して社殿を造営する。 ・明治に至り社殿郷社に列せられ、延喜式内郷社二俣神社と称し、今次大戦終焉後に 社格廃止により、郷社の称号がなくなった。 ・例祭は9月の第1日曜日。 御 祭 神 ・品 陀 和 気 命( ホンダワケノミコト/誉田別命 ) [ 神名帳考証(1667年) ] ・岐 神、 ・八衢比古神(ヤチマタヒコノカミ)、 ・八衢比売神(ヤチマタヒメノカミ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 本 殿 ●