早 池 峰はやちね 神 社 

早池峰山

・早池峰山は岩手県にある標高1917mの山で、北上山地の最高峰であり日本百名山に選定

 されている。また、六角牛山(ロッコウシサン/標高1294m)、石上山(イシガミサン/標高1038m)と共

 に遠野三山と呼ばれる。                            


早池峰神社
 岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛第19地割81  鎮 座 地図




早池峰神社・社門

・神門は文化年中(1804年〜1814年)建立の旧仁王門で、神仏分離後に神門と改められた。

 元の仁王像は明治3年に土淵町常堅寺に移され、現在の安置されている右大臣・左大臣

 の随身像は仏師田中円吉作と伝わる。                      


案内板



拝殿



●  本 殿  ●
本殿

 御 由 緒 


・霊峰早池峰の山霊を祭り、併せて早池峰山と共に遠野三山と呼ばれる石神山、六角牛山

 の山霊を祭る。草創は大同元年(806年)、来内村(遠野市上郷町)の猟師・藤蔵(後に始閣

 氏と称する)が早池峰山頂において権現垂跡の霊容を拝して発心、山道を拓いて山頂に 

 七尺有余の宮(本宮)を創建して祭ったのが始まりとされる。            

・その後、藤蔵は出家し普賢坊と号し、跡を継いだ藤蔵の長子・兵庫(長円坊)は、承和14

 年(847年)、本宮の傍に新たに若宮を建立し阿弥陀三尊を祭り、本宮と共に早池峰神社 

 奥宮とした。                                 

・斉衡年間(854年〜856年)、天台の高僧・慈覚大師円仁が奥州巡歴の途次この地にいたり

 宮寺「妙泉寺」を創建、坊舎を大黒坊と称し、不動三尊・大黒一尊を本尊とした。また

 「新山宮」と号した三間四面の宮を建立し、早池峰大権現、薬師如来、虚空蔵菩薩を祭

 り、高弟・持福院を妙泉寺住職として留め、神宮には長円坊を別当として神徒として仕

 うべきを命じた。                               

・早池峰山頂には二つのお社があり、山開きの時に玉串をあげるのが大迫の奥宮、その隣

 にある石造りのお社が遠野の奥宮となる。遠野の早池峰神社の里宮は、奥宮と一直線上

 にあり、夜になるとその上に北極星が輝くという。                


 御 祭 神 


○ 瀬 織 津 姫 命(セオリツヒメノミコト) ○ 


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社殿


神木



稲荷社



金勢社



● 駒形神社 ●
駒形神社


駒形神社







神社参拝の記録



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