延喜式内社 賀美郡

 飯 豊いいとよ 神 社 

飯豊神社 第二鳥居
 宮城県加美郡加美町字麓山30 鎮 座 地図


・加美町に入り、国道347号線の街中を進むとまもなく寺院(龍川寺卍)があり、その寺院の  直前の道を左折すると鳴瀬川の河川となり、赤い橋を渡るとすぐに飯豊神社の第一鳥居と  社務所がある。                                 


飯豊神社



● 拝 殿 ●
飯豊神社

 御 由 緒 


・第43代文武(モンム)天皇の慶雲2年(705年)、巨勢麿(コセマロ)が豊受気比売神を勧請したと伝え

 られ、元明(ゲンメイ)天皇の和銅2年(709年)には祭事が行われた。聖武天皇の時代、按察使

 (アゼチ)鎮守府将軍・大野東人(オオノノアズマビト)が、天平9年(737年)に加美郡より山形の最上 

 郡玉野に至る道路を開削された時、社殿を造営された。               

・飯豊神社は、延喜式神明帳に記載された陸奥国百社の一社で、多賀城国府より幣帛を奉ら

 れ、加美郡内では伊達(イタテ)神社、賀美石(カミイシ)神社と共に崇敬された。        

・鎌倉時代には、今日の内海家(月崎部落)の先祖である朝日舘の城主、内海左京大夫長重が

 社殿を再建し崇敬された。                             

・明治5年郷社に列せられ、明治40年供進社に指定される。              

・拝殿は明治38年に建立、本殿は今より約300年前に再建されたものと推定される。境内に 

 は神木の大杉をはじめ、石神様として 崇敬される「夫婦大石」が鎮座している。    

・昭和45年春、神社御造着工し、昭和47年10月18日に落成し現在に至る。         



 御 祭 神 


○ 足 魂 産 霊 大 神(タルタマムスビノオオカミ) ○

○ 天 照 大 神(アマテラスオオミカミ)、  ○ 大 山 祗 神(オオヤマヅミノカミ) 

○ 保 食 神(ウケモチノカミ)、  ○ 八 重 事 代 主 神(ヤエコトシロヌシノカミ)

○ 鳴 雷 神                          

◎神名帳考証(1667年) 祭神:豊宇賀能比賣命(トヨウカビメノミコト)  


 例 大 祭 


・祈年祭 旧暦2月初午の日、 ・春季大祭 4月12日  

・秋季大祭 9月12日、   ・新穀感謝祭 11月23日


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社号額



● 本 殿 ●
飯豊神社本殿



● 御神体の巨石と神木 ●
御神体の巨石と神木



御神体の巨石と神木




神社参拝の記録




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