神 明 崎

 五 十 鈴 いすず 神 社 

五十鈴神社
 宮城県気仙沼市魚町2丁目6-7 鎮座 地図

★☆ 掲載している画像は、3.11東日本大震災以前に撮影したものです。・・・ 津波は鳥居にまで達っしましたが、五十鈴神社の社殿は無事でした。★☆
・気仙沼湾は陸中海岸国定公園の一部で、鼎が浦(カナエガウラ/三本の足に支えられた器)とも呼ば  れる。湾内には大島(面積:約9平方km)があり、東湾と西湾に二分され、最奥部に気仙沼港  (気仙沼市街)が位置する。                              ・五十鈴神社は気仙沼港の神明崎(銭形山)に鎮座する。昭和2年、気仙沼湾が日本百景に入選  したのを記念して浮見堂が建てられた。                         ※津波の高さ:五十鈴神社遊歩道で約12メートル、気仙沼市での津波の遡上高(陸地の斜面を駆   け上がった高さ)は約21メートル。画像の浮見堂などは、破壊されている。        


●  社 殿  ●
五十鈴神社

 御 由 緒 


・創祀年代は不詳。応永年中(1394〜1428年)、村毎に一社の皇大神宮(コウタイジングウ)を祭ること

 となり、当初は丸森(気仙沼駅近く)に建立された。その後、慶安年中(1648〜1651年)に現在

 の神明崎に遷座した。                               

・康平年間(1058〜1064年)、八幡太郎義家が反乱を鎮めるためこの地に滞在するが、いざ軍勢

 を整えて出発しようとしたところ、急に黒雲が立ちこめ一歩も動くことができなくなった。

 そこで遥か伊勢神宮に祈願したところ、暗雲が消え快晴となり、勇躍軍を進めて勝利を収め

 ることができた。そこで義家は丸森に伊勢神宮の宮(皇大神宮)を建立、気仙沼地方の鎮守と

 したと伝わる。                                  


 五十鈴神社の御祭神 


・天照皇大神(アマテラスオオミカミ)、・素戔鳴尊(スサノオノミコト)、・大海津見大神(オオワタツミノオオカミ) 



  境内社の御祭神  


◇産霊神社(妙見社) : ・天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)           

            ・高皇産霊神(タカミムスビノカミ)、 ・神皇産霊神(カミムスビノカミ) 


◇龍神社と猪狩神社(龍神社と合祀) ・豊玉姫神(トヨタマヒメノカミ)  / ・猪狩新兵衛翁  


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五十鈴神社


● 境 内 社 ●
産霊神社と龍神社(猪狩神社)

・産霊神社(妙見社)の左端に見える小祠が龍神社/猪狩神社。


気仙沼地図





神社参拝の記録




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