御 由 緒
・創祀年代は不詳。応永年中(1394〜1428年)、村毎に一社の皇大神宮(コウタイジングウ)を祭ること
となり、当初は丸森(気仙沼駅近く)に建立された。その後、慶安年中(1648〜1651年)に現在
の神明崎に遷座した。
・康平年間(1058〜1064年)、八幡太郎義家が反乱を鎮めるためこの地に滞在するが、いざ軍勢
を整えて出発しようとしたところ、急に黒雲が立ちこめ一歩も動くことができなくなった。
そこで遥か伊勢神宮に祈願したところ、暗雲が消え快晴となり、勇躍軍を進めて勝利を収め
ることができた。そこで義家は丸森に伊勢神宮の宮(皇大神宮)を建立、気仙沼地方の鎮守と
したと伝わる。
五十鈴神社の御祭神
・天照皇大神(アマテラスオオミカミ)、・素戔鳴尊(スサノオノミコト)、・大海津見大神(オオワタツミノオオカミ)
境内社の御祭神
◇産霊神社(妙見社) : ・天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)
・高皇産霊神(タカミムスビノカミ)、 ・神皇産霊神(カミムスビノカミ)
◇龍神社と猪狩神社(龍神社と合祀) ・豊玉姫神(トヨタマヒメノカミ) / ・猪狩新兵衛翁
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 境 内 社 ●
・産霊神社(妙見社)の左端に見える小祠が龍神社/猪狩神社。