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仙 台 市 泉 区 の 神 社
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七北田・愛 宕 神 社
仙台市泉区七北田字白水沢114-2
・神社の由緒については不明であるが、天正年間(1573年〜1591年)、伊達政宗の
重臣・片倉小十郎が、大崎の一揆平定の途中にこの神社に立ち寄り、戦勝を祈願
したという古い伝承が残されている。また、伊達政宗公によって七北田街道が
整備された頃に遷宮されたとも伝わる。
・愛宕山は、古くは「人形山」と呼ばれ、火伏や疫病除けの祭が行われたいう。
京都 愛宕神社由緒
・愛宕神社は全国に御分社800余社を有し、防火と火伏の神として崇敬されている
“愛宕さん”の総本宮として、海抜924mの愛宕山の山上に鎮座する。大宝年間
(701〜704年)、役の行者小角(エンノギョウジャオヅケ)が泰澄(タイチョウ)を伴って愛宕山に
登り、禁裏(キンリ)に奏上して山嶺を開き、朝日峰に神廟を造立。光仁天皇(コウニンテ
ンノウ)の勅により、天応元年(781年)に和気清麻呂(ワケノキヨマロ)が、慶俊僧都(ケイシュンソ
ウズ)と力を合せ、王城鎮護の神として鎮座された。
京都愛宕神社の御祭神
[ 本宮 ] ・稚産日命(ワクムスビノミコト)、 ・埴山姫命(ハニヤマヒメノミコト)
・伊弉冉尊(イザナミノミコト)、 ・天熊人命(アメノクマヒノミコト)
・豊受姫命(トヨウケヒメノミコト)
[ 若宮 ] ・雷神(ライジン)、・迦倶槌命(カグツチノミコト)、・破無神(ハムノカミ)
[ 奥宮 ] ・大國主命 ほか十数社。
京都 愛宕神社 仙台 愛宕神社
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● 社 殿 ●
七北田・八 坂 神 社
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仙台市泉区七北田字大沢丸山38
・旧七北田村の北端に位置する大沢は、江戸時代には端郷(ハゴウ)と呼ばれていた
が、中世には大きな集落があって栄えていた。住古同地の百姓・源三郎なるもの
祇園社に参宮の折、京都にて御霊影を受け、以後同人の氏神として祭っていた
が、元文3年(1738年)、同地の総鎮守として祭られ、台屋敷の修験・喜明院が奉
仕した。
・この地域の人々が鎮守の神として祭っていた、今宮牛頭天王(イマミヤゴズテンノウ)が
八坂神社の前身である。牛頭天皇(素戔嗚命)は京都祇園社の祭神で、疫病除け
の神様として知られている。明治になり、京都祇園社が八坂神社と改称したの
で社名を改めた。
祇園 八坂神社 仙台 八坂神社
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● 社 殿 ●