宮城県亘理町逢隈鹿島字宮前97
● 拝 殿 ●
御 由 緒
・亘理郡の延喜式内社・鹿島神社三社の一つである。景行天皇41年8月、日本武尊の創祀と
される。初め三門山に創建、後に鹿嶋村の樫木山に遷座する。貞享3年(1686年)には亘理
伊達家五代・実氏(ダテサネウジ)が現在地に遷座し現在に至る。寛政3年(1790年)に建立された
拝殿が現在の御輿庫で、現在の社殿は明治41年(1908年)に建立された。
・元は神宮寺村の三門山に鎮座、石の小祠が祭られていたが、戦時中砲台を築いた際に撤去
され、八雲神社の境内に遷されたという。本社に鹿島三神を併せ祭るとの伝承もある。
※亘理郡式内社中の鹿島の苗裔を祭る、鹿嶋天足和氣神社、鹿嶋緒名太神社、鹿嶋伊都乃比
氣神社の所在については、鹿島三社の同殿説や、二社同殿説、また、吉田村に鹿嶋伊都乃
比氣神社、小山村に鹿嶋緒名太神社、鹿嶋村に鹿嶋天足和氣神社があったという諸説があ
り、はたして本来は何処にどのように祭られていたかわからない。
御 祭 神
○ 武 甕 槌 神 (タケミカヅチノカミ) ○
[ 他五柱、または合祀 ]
・天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、 ・高御産霊神(タカミムスビノカミ)
・素 盞 嗚 命 (スサノオノミコト)、 ・天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
・誉 田 別 命 (ホンダワケノミコト)
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● 本 殿 ●
● 御 輿 庫 ( 元 拝殿 ) ●