伊豆國一之宮・伊豆國総社・旧官幣大社・延喜式内名神大社


 三 嶋みしま 大 社 

三嶋大社鳥居

 静岡県三島市大宮町2-1-5 鎮 座 地図

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三嶋大社の総門(外構えの門)



● 拝 殿 ●
拝殿

 御 由 緒 


・三嶋は「御島」から変化したもので、三嶋大神は伊豆諸島の噴火や造島を神格化した神と

 される。元は三宅島(富賀神社が鎮座)を本拠とし、平安時代初期には下田市白浜にあって

 三嶋大神の正妃を祭る、延喜式内名神大社・伊古奈比当ス神社(イコナヒメノミコトジンジャ)と同じ 

 神域に鎮座し、伊豆国賀茂郡・名神大社・伊豆三嶋神社として記載されている。三嶋神社

 はのちに、大仁町の広瀬神社を経て、平安中期以降に国府近くの現社地に新宮として遷座

 する。これが伊豆国総社を兼ねた、現在の伊豆国一之宮の三嶋大社である。      



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 神津島の阿波命神社・物忌奈神社公式HPへ
・源頼朝は平治の乱に破れて、伊豆の蛭ヶ小島(ヒルガコジマ、現:韮山)に流罪となるが、源氏  の再興を願い三嶋大明神、箱根権現(箱根神社)と走湯権現(伊豆山神社)に祈願する。その  後、以仁王(モチヒトオウ)による平家討伐の令旨により挙兵し、三嶋大明神の祭礼の日、山木判  官平兼隆(ヤマキノホウガンタイラノカネタカ)の館の襲撃からはじまる源平の戦いに勝利し、征夷大将軍  とる。頼朝は三嶋大明神の加護によるものと神領を寄せ、社殿を造営など益々崇敬を寄せ  た。以来、武門武将をはじめ全国的に信仰を集めるようになった。            御 祭 神  ○ 大 山 祇 命(オオヤマツミノミコト)、 ○ 積 羽 八 重 事 代 主 神(ツミハヤエコトシロヌシノカミ)  の二柱の神を総じて三嶋大明神と称する。                 [ 配 祀 ] ○ 阿波神(アワノカミ)、 ○ 伊古奈比当ス(イコナヒメノミコト)、 ○ 楊原神(ヤナギハラノカミ)  [ 境 内 社 ] ・社殿左:「若宮神社」 ○物忌奈乃命、 ○譽田別命、 ○五十鈴姫命     ・境内左:「見目神社」 ○波布比賣命、 ○久爾都比当ス、 ○伊賀牟比当ス              ○佐伎多麻比当ス、 ○伊波乃比当ス、 ○優波夷命  ・境内左の西五社:「大楠社」○大楠神、「天神社」○瓊瓊杵尊              「聖神社」○聖神、「第三社」○第三王子、「幸神社」○猿田彦神 ・境内右の東五社:「小楠社」○小楠神、「第二社」○第二王子            「酒神社」○豐受比賣神、「飯神社」○保食神、「船寄社」○鹽土老翁 ・参道の神池の中の島:「厳島神社」○市杵嶋姫命              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


● 本 殿 ●
本殿



境内社

・境内社・・・奥から「若宮神社」、「見目神社」、手前の「西五社」。

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● 境内社 西五社 ●
西五社

・左から・・・「幸神社」、「第三社」、「聖神」、「天神社」、「大楠社」。

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● 境内社 東五社 ●
東五社
・左から・・・「船寄社」、「飯神社」、「酒神社」、「第二社」、「小楠社」。

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● 神池の中の厳島神社 ●
東五社





神社参拝の記録





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