陸 奥 総 社 宮むつそうしゃのみや 


陸奥総社宮


・陸奥総社宮は、多賀城政庁府・東門跡地と加瀬沼との間の、鬱蒼とした木立に囲まれた地

 に鎮座しています。                               

紋


  陸奥総社宮縁起  


・神亀元年(724年)、多賀城に国府が創建されてから177年後の延喜年号になると、第60代

 醍醐天皇(ダイゴテンノウ)の勅命により、律令政治の基本となる延喜式(エンギシキ/全50巻)の編纂

 が始まります。その中には(第8・9巻)日本全国の由緒正しい神社が選別されて延喜式内社

 (エンギシキナイシャ)として記載されました。その数は全国で2861社(3132座)あり、古来より霊験

 の著しいとされる名神を祭る名神大社とその他の小社に分別されました。陸奥国の31郡で

 は、名神大社15社と小社85社を数え、国府のある宮城郡には、志波彦神社(シワヒコ)と鼻節神

 社(ハナブシ)の名神大社2社と、伊豆佐比売神社(イズサヒメ)、そして、多賀城鎮護と陸奥国の 

 鎮めである鹽竈神社にたいする、執奏社の性格をもつ多賀神社がありました。しかし平安

 初期以降、多賀神社だけが史上よりその名を消してしまいます・・・平安中期になると総社 

 という制度が全国的になるにしたがって、陸奥国においてもこれにならい総社が建立され

 ました。つまり、多賀城にもっとも重要かつ支えである多賀神社の地を総社とし、多賀の

 神(伊弉諾神、伊弉冉神)を総社中に編入し、あわせて陸奥国内の100社の神々を勧請して 

 陸奥国一之宮の鹽竈神社と陰陽ペアとなる陸奥総社宮が新たに鎮座しました。     

・多賀城国府は平安末期の10世紀後半で廃絶しましたが、陸奥総社宮は貞享(ジョウキョウ)4年 

 (1687年)仙台藩主の伊達綱村(ダテツネムラ)の寄進により再興されたという記録があり、また 

 享保19年(1716年)には改築され、心願成就の神として歴代の伊達藩主を始め、多くの人々

 からの篤い信仰と、安産守護・海上安全・歳徳・武徳・大難除けの神として崇敬されてい

 ます。                                      

 ※ 陸奥国100社(座)を現在の県別に分けると、福島県34社、宮城県50社、岩手県16社。 


   御 祭 神   


・八塩道老翁神、 ・奈名塩老翁神、 ・金 山 彦 神、 ・奥 津 彦 神、 ・若 狭 彦 神

・八塩道老女神、 ・奈名塩老女神、 ・金 山 姫 神、 ・奥 津 姫 神、 ・若 狭 姫 神

・伊邪那岐神、  ・大 日 霊 神、 ・猿 田 彦 神、 ・大 国 主 神、 ・事 代 主 神

・伊邪那美神、  ・天照皇大神、  ・大 年 神、  ・保 食 神、 ・応 神 天 皇

・アラハバキノ大神威、 ・ツボケノ大神威、 ・高 龍 神、 ・闇 龍 神     
 
 陸奥国一百座の神々                              

 

    お祭り・行事    


○元 旦 祭     1日 〜 3日         ○例   祭  4月第3日曜日 「 神輿渡御 」

○どんと祭(松焚祭) 1月14日(夕刻火入れ)  ○七五三祭  10月下旬 〜 11月       

○節 分 祭(厄歳祭) 2月 第1土曜・日曜日                        



   陸奥総社宮・春季例大祭


陸奥総社宮


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