御 由 緒
・古くは青龍大権現と称した。十和田湖の南部から湖面に突き出す中山半島の付け根に
鎮座する。社伝によると大同2年、坂上田村麿が一宇を建て、日本武尊を祭ったのが
始まりという。建武元年、北畠顕家に従って当地に来た甲州南部氏が、甲斐白鳥の宮
の祭神を遷して再興した。また、もう一つ、熊野三山で修行した南祖坊(ナンソボウ/南蔵
坊、南草坊)が湖の主(八頭の大蛇となり)として支配していた八郎太郎(ハチロウタロウ)を、
その霊験により九頭の龍に変化し、秋田の八郎潟へ追い出して、この湖の主になった
という伝説で、十和田神社は大同2年、南祖坊が創祀したとも伝えられる。
御 祭 神
○ 日 本 武 尊 ( ヤマトタケルノミコト ) ○
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● 本 殿 ●
・本殿の右側にある境内社。
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・境内からは丘に登る階段が続き、巨石とお社がある。
こちらは「十和田山青竜大権現」と額にある青龍神社
で、次の写真は八幡社。
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・ここは占場で、宮司に祈祷していただいた「おより」を湖に投げ入れて占う
ところ、願いが叶うときには水底に引き込まれる様に沈み、叶わないときに
は浮いたまま沖へ流されるといわれている。また、ここは南祖坊が入水した
場所といわれている。
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・御厨ヶ浜の眼前に浮かぶ恵比須大黒島。
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・高村光太郎製作の「乙女の像」
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