☆産土(ｳﾌﾞｽﾅ)とは、自分の生まれた土地、自分の原点、「たましいのふるさと」のことです。
そして、産土の大神(ｳﾌﾞｽﾅﾉｵｵｶﾐ)さまとは、大自然に内在し、郷土そのものに充満する神霊
で、自分に一番縁のある担当の大神として、自分(産子)を守護する一生の守り神であるとと
もに死後の霊魂も導いてくださる、とってもありがたいご存在(大神さま)です。
･･産土さまとの縁は、今世に誕生した時からではなく、あの世にいる時からずっと続き、死ん
でからもなお面倒を見てくださります。このように、生死を越えてトータルで守り導いてく
ださるのが産土の世界なのです。
☆うぶすなの世界を木で例えるならば、地上に出ている「幹」が私たち人間であり、見えない
地中の「根」の部分が先祖となります。そして、この根に栄養を与える「土」が産土です。
先祖はこのうぶすなの御力をいただいて元気になり、また、その根を通して栄養が運ばれる
からこそ、元気に木が生育するのです。
･･地上では、植物(木)は太陽の光で光合成を起こしてエネルギーを作り出します。この太陽の
根本神の本神のことを「太陽の大神」と言います。植物は天と地からの恵みを受けて生育し
枝葉を伸ばし、実(子供や子孫)をつけます。
産 土 神 社
☆万物を生産する働きをムスビ(産霊)といいます。ムスビは陰陽調和された時に起こります。
産土の大神さまはムスビの神さまであり、結婚・出産・家族・健康・心の問題などに対し
成長を即し、志を後押し、守護をしてくださります。産土の大神とのつながりを深めること
は、霊的基礎体力を養うことであり、開運体質となり、運命を改善し、幸運で豊かな人生に
してゆくことになります。
☆産土の大神さまはどこにいらっしゃるのでしょうか･･･？？
・大自然の山であったり、川や湖、大きな岩であったり、木であったり、神さまに感謝するた
めにお祭りした神社におられます。この産土の大神さまが拠点とされている「ふるさとの神
社」のことを産土神社といいます。
☆産土神社とは、どの神社なのでしょうか･･･？？？
・明治時代に確立された現在の氏子制度や地域区分、また、家から一番近い神社とは限りませ
ん。神様の守護の範囲は広く、たとえば、私が生まれた家のすぐ前には八幡宮(現在は守護
神社になっています。)がありましたがそこは産土神社ではなく、遠く(11km)離れた場所に
鎮座する陸奥総社宮が、私の産土神社でした。
※現在氏子である神社は、その地域を守ってくださる大切な神社であり、本人の守護神社に
なる場合がほとんどですから、従来どおり参拝されると良いでしょう。
・産土神社や鎮守神社は、内なる神仏(一霊四魂 )の縁により一人一人違います。同じ家で生
まれた家族(兄弟・姉妹・子供)であっても同じ神社ではないこともあり、それぞれを個別に
リサーチしなければなりません。そして、リサーチには、本人の生年月日と、産まれるとき
にお母さん(両親)が住んでいた住所(場所)が必要となります。
※産婦人科(病院)やお産のために里帰りした住所ではありません。また、産土神社や鎮守神
社のリサーチとは従来の氏子区分を否定するものではなく、その人の開運招福に最重要な
神社を調べるということであると認識してください。
鎮 守 神 社
☆産土の世界は、産土の大神さまだけではなく、縁ある神仏(ルーツの神仏)が見守っています。
郷土では産土の大神さまと、その地域の鎮守の大神さまが守護し、新しい地域へ引越しをした
のなら、その地であなたを担当する鎮守の大神さまが拠点する鎮守神社が決まります。
･･鎮守の大神さまは、実は産土の大神さまとの神縁であり、現住所での生活・家族を守護してい
ます。また、鎮守の大神さまには、「自宅の鎮守の大神さま」や「職場の鎮守の大神さま」が
おられます。仕事をしている人は職場の鎮守神社にも参ることです。なぜなら、その場所に住
ませてもらって生計を立てているわけですから、しっかりとご挨拶をするのが道理です。
☆鎮守神社を調べるには、現住所からリサーチします。
･･仕事のことは、自宅の鎮守神社と職場の鎮守の神社にお参りし、学業アップや受験は、学校の
鎮守神社に参拝や祈願をすると良いでしょう。
産土神社・鎮守神社について、また、リサーチについてのご質問はこちらから・・
☆お参りの基本は、産土神社(本人・父方・母方)と菩提寺と先祖のお墓の三点セットから始まり
ます。菩提寺とは先祖が代々信仰していた宗旨であり、先祖の墓がある寺院のことです。自分
のルーツを大切にし、自分のルーツに縁ある存在だからこそ後押しがいただけるのです。
☆参拝する神社の基本の優先順位は、産土神社、鎮守神社、総鎮守、一ノ宮と総社、国魂の神社
になります。
○産土神社・・・自分に一番縁のある担当の大神さまで、家族が同じ産土神社であっても
担当する産土の大神さまは違う。
○鎮守神社・・・今住んでいるところでの生活や家族を守護する、鎮守の大神さまが拠点と
する自宅の鎮守神社や職場の鎮守神社、受験などでは学校の鎮守神社。
○総 鎮 守・・・その地域をまとめる神社。仙台の総鎮守は「愛宕神社」と「大崎八幡宮」。
○一 ノ 宮・・・一ノ宮は旧国のトップの神社。
陸中国 「駒形神社」 岩手県水沢市
陸奥国 「志波彦神社・塩竈神社」 宮城県塩竈市
陸奥国 「都々古別神社」 福島県白河郡
陸奥国 「岩都々古別神社」 福島県石川郡
岩代国 「伊佐須美神社」 福島県大沼郡
出羽国 「鳥海山大物忌神社」 山形県飽海郡
○総 社・・・総社は旧国のすべての神社を祭り、一ノ宮と陰陽セット。
陸奥国の総社 「陸奥総社宮」 宮城県多賀城市
○国魂の神社・・「生国魂神社(大阪)」、「生島足島神社(長野)」、「飯神社(愛媛)」などの
国土全体の神さま(国魂)を祭っている神社。
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「 秘伝公開 神社仏閣 開運法 」
著者:山田雅晴 出版社:たま出版
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☆「神人和楽(ｼﾝｼﾞﾝﾜﾗｸ)」という言葉が古神道にあります。 「神と人間がともに和み楽しむ」
という意味です。そこから、神仏や天地自然を愛し、精神的にも経済的にも豊かで幸福な生活
を味わうことを理想にしています。神道教師でもある著者は、読者の皆さんに”和楽な人生”
を生きていただくための神社・仏閣(寺院)を活用した 「神・仏・先祖」開運法を紹介してい
きます。
○第１章･･･「神・仏・先祖」三位一体の守護と後押しをいただく。
○第２章･･･日常生活でできる「神・仏・先祖」の守護力アップ術。
○第３章･･･宿命・運命。カルマを清め、改善する。
○第４章･･･神社・仏閣開運法と金運アップ術なんでもQ&A。
○第５章･･･陰陽調和の連結思考でゆとりある人生を歩む。
○第６章･･･厄年・空亡(天中殺)・ピンチを乗り切る開運法。
ま ほ ろ ば 研 究 会
☆「神社仏閣開運法」の著者、山田雅晴氏が主宰するまほろば研究会は「神ながらの生命哲学」
を学ぶ私塾であり、会員一人ひとりが、それぞれの天命を歩むための「生涯学習の場」を提供
します。
☆会員各自が天命を歩み、自分の得意分野で、地球が本来の大自然豊かな美しい光の星になると
いう活動を行うために、３大目標を掲げています。
◎陰陽調和された地球 ◎美しい大自然 ◎地球人類の平和
その第一歩として、”大自然すなわち神仏”をモットーに、全国の産土神社や鎮守の森、聖地
や仏閣、大自然のヨミガエリ活動と、心のよりどころとしての陰陽調和された産土信仰を提唱
しています。
まほろば研究会のおもな活動
○有限会社メンタルサイエンスが主宰する講座やワークショップを通しての天命人間学、古神道
と各種開運法についての学習や情報交換。
○全国の産土神社や鎮守の森、大自然のヨミガエリ活動。
○会員有志による地域の神社・仏閣・聖地でのご開運神業。
◎まほろば研究会に関心のある方は下記、又は山田雅晴公式サイトに資料請求してください。
有限会社 メンタルサイエンス
TEL ０３－５９９７－１０１５、FAX ０３－３９３９－９７７０
（月曜定休・午前9時30分～午後6時30分受付）
☆ 山田雅晴公式サイト＆メンタルサイエンス ☆
URL http://www.yamada-masaharu.co.jp/
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産 土 の 世 界