御 由 緒
・表刀の読みは、ウエノト、ウワト、またはオトと読まれる。式内社・表刀神社の
論社の一つで、大崎市古川小野の華嶋山の東端、壇ノ崎と称する丘陵上に鎮座し
ている。周辺は昔、千枝湖(チエノミズウミ)という入りくんだ湖沼で、古歌・「みちの
くの華嶋山に陰落ちて、木末(コズエ)に魚の、のぼるとぞ見ゆにある」のとおりで
あった。また、この付近一帯を弁天崎という。
・表刀神社の創建は古く、記録では奈良時代の天平神護年間(765〜766年)と伝えら
れ、12の末社があったとされている。戦国時代末期には、奥州深題の大崎義隆
公が、社殿修復の時に弁財天を祭った。明治44年には八雲神社、羽黒神社を合祭
した。
御 祭 神
・伊 弉 冉 命 (イザナミノミコト)、 ・素 戔 鳴 命 (スサトオノミコト)
・武 甕 槌 命 (タケミカヅチノミコト)、 ・弁 財 天 (ベンザイテン)
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● 本 殿 ●
● 八雲神社と羽黒神社 ●
● 御 神 木 ●
・境内にある樹齢550年の天然記念物の杉の巨木。
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