梅 宮 神 社
宮城県塩竈市梅の宮15-35 鎮 座
● 拝 殿 ●
・塩釜神社の境外末社の一社とされる。元の梅宮社(※1)は、現鎮座地より北に約1kmにあり 江戸期に移設された。創祀不明だが、京都市右京区の梅宮大社の分霊であると思われる。 ※1 元の梅宮社は、「本梅の宮神社」として塩釜市伊保石にあり、神域の地として鳥居 と御神体と思われる巨石がある。 御 祭 神 ○ 酒 解 神(サカトケノカミ) ・・・ 大山祇神(オオヤマツミノカミ)・酒造の祖神 ○ 酒解子神(サカトケゴノカミ)・・・ 木花咲耶姫命(コノハヤノサクヤヒメノミコト)・酒解神の御子神 ○ 大若子神(オオワクゴノカミ)・・・ 瓊々杵尊(ニニギノミコト / 日子番能邇邇芸命)・酒解子神の夫 ○ 小若子神(コワクゴノカミ) ・・・ 彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト / 天津日高日子穂穂手見命)
● 本 殿 ●
・拝殿脇には、陰陽対の石があったが、陽の石が持ち去られ 現在は陰の石のみという。
・梅宮神社からの眺望・・・千賀ノ浦(チガノウラ)は、古代の国府津(コウヅ/ 多賀国府への水運の ために設けられた港)のことで現在の仙台塩釜港。