延喜式内社 安積郡、奥州二ノ宮、安積三十三郷総社 宇奈己呂和気神社
福島県郡山市三穂田町八幡字上ノ台76 鎮座
● 拝 殿 ●
御 由 緒 ・宇奈己呂和気神社創草は、第49代光仁天皇御代、東征のため、天応元年(781年) 1月、陸奥出羽・按察使(アゼチ)として藤原小黒麿を任命し下向させるが実効なく 延暦元年(782年)6月、新たに即位した桓武天皇は、大伴家持を陸奥出羽按察使 兼鎮守府将軍に任命下向させた。家持は高旗山頂に登り、潔斎神々を祀り祈念 するや神霊顕われ、安積郡の山々八ツ旗山の奇瑞を現わす。家持神験を得て雄々 しく蝦夷平定の軍を進め威服させる。家持は神恩を感じ、高旗山頂に荘厳な社殿 を構築鎮守神として崇めた。その後、山崎の地(現在地)に社殿は移され、八幡大 神を相殿にと祀る。江戸時代には八幡神社と称されていた。 ・境内社:蠶養国神社(コガイクニジンジャ)、境内末社:金刀比羅神社。 御 祭 神 ○ 瀬 織 津 姫 命(セオリツヒメノミコト)、 ○ 譽 田 別 命(ホンダワケノミコト=応神天皇) 「 神名帳考証(1667年) 」 ○ 海 童 神(ワダツミノカミ)、 ○ 素 戔 嗚 尊(スサノオノミコト) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 本 殿 ●