朝日山計仙麻神社

延喜式内社 牡鹿郡

　朝 日 山 計 仙 麻あさひやまけせま 神 社

 宮城県石巻市北村字朝日山８ 鎮座

・春は桜の名所として有名な、県立自然公園旭山の山頂(標高174ﾒｰﾄﾙ)に計仙麻神社が鎮座

　している。 毎年4月には、神輿を担ぎ山頂の御社まで駆け上る「 朝日山計仙麻神社神輿

　渡御 」が執り行われる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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< 式内社牡鹿郡の計仙麻神社の論社 >

　○五十鈴神社摂社・龍神社 ･･･ 気仙沼市魚町　鎮座　　「 五十鈴神社 」　　 

　○黄金山神社 ( 金華山 )  ･･･ 石巻市鮎川浜　鎮座　　「　金 華 山　」　　 


　○羽 黒 神 社　　宮城県気仙沼市後九条271　 鎮座　 [御祭神]：倉稲魂命。　 

　　　　　　　　 [合祀]：大地主神(ｵｵﾄｺﾇｼﾉｶﾐ)、草野姫命(ｶﾔﾇﾋﾒﾉﾐｺﾄ)、大雷神。

　○尾 崎 神 社　　宮城県石巻市渡波字本網１　鎮座　 [御祭神]：大海津見神。

●　旭 山 観 音 堂　●


・昭和13年戦没者や亡き学童のために、東北大教授小倉強の設計、徳富蘇峰が定礎し建立 

　された。堂内には国方林三(ｸﾆｶﾀｻﾝｿﾞｳ)作の聖観世音菩薩が安置されている。「観自在」

　の扁額は徳富蘇峰(ﾄｸﾄﾐｿﾎｳ)の書である。


・中腹には旭山不動堂に不動尊が安置されていたが、現在は旭山丘陵の北側にある箱泉寺 

　に移されている。箱泉寺は慈覚大師円仁が平安初期に開基したと伝わる古刹である。

●　拝　殿　●


　御 由 緒　


・延喜式内社・計仙麻神社の論社。創祀年代は不詳だが、大同年間(806～810年)坂上田村

　麻呂が戦勝を祈願し、千束の田を寄進したことが伝わる。　　　　　　　　　　　　　








　 ・往昔は旧街道の箱清水にあり、深谷一ノ宮・旭山宝龍大権現　　　 

　　 と称されていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

　 ・明治５年(1872年)村社に列し現社号に改める。明治41～42年　　　 

　　 (1908～1909年)村内25社が合祀される。大正15年(1926年)に　　　 

　　 幣帛供進社に指定される。　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

　 ・三代実録(ｻﾝﾀﾞｲｼﾞﾂﾛｸ/901年成立)によれば、貞観元年(859年)　 　 

　　 陸奥国では従五位下勲四等の計仙麻神社、志波彦神社、拝幣　　　 

　　 志神社、零羊崎神社、志波姫神社の諸神とともに従四位下に　　　 

　　 神位を進められた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 





　御 祭 神　


○倉 稲 魂 命(ｳｶﾞﾉﾐﾔﾏﾉﾐｺﾄ)、　 ○豊 玉 彦 命(ﾄﾖﾀﾏﾋｺﾉﾐｺﾄ)


・天照大御神、　・大日靈命、　　・伊弉册神、　　・須佐之男命

・大山祇命、　　・鹽土老翁神、　・軻遇突智命、　・家都御子命

・白山比咩命、　・市杵嶋姫命、　・宇迦魂命、　　・菅原道眞　


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●　本　殿　●

● 境内社･冑八幡神社 ●